
「足らないという問題」が引き起こすタコ足配線。家電製品の普及にコンセントプラグの数が対応していないということだ。それで、3つ叉プラグや延長コードなどが必要となり、見苦しいその場しのぎの解決策が部屋のそこここに見られるのである。
もう一つは、アダプターなどを差す時に差し位置が制限されるために起こる「アダプターの倒立の問題」。アダプターが倒立するとコードに引っ張られ、少し斜めに傾いてV字の隙間ができる。そこに埃が溜まり、漏電が起こるという問題である。
そして、3つ目の問題は「既定の電流値を超えた時のアラートがない問題」である。
この3つの機能的な問題を解決しつつ、今までのコンセントのイメージを払拭するにはどうすればいいのか。
着目したのは今までのコンセントの2本の縦線。このモチーフはコンセントのアイコンに他ならない。このアイコンとは全く異なる新たなアイコンを作らなければ、このプランはすべて失敗に終わると考えた。
よく見れば長さの違う2つの縦線には、アース側が存在した。この長さが異なる2つの線をもっと長くして、2つの長さの異なる周回線を作り、アース側の短い線を内側に配置した。
こうすることで、アースの存在も区別でき、差せるプラグの数を8個まで増やし、アダプターの方向性も4方向から選択できるようになった。また、差しすぎで電流値が20アンペアに近づいたときには、中央部が透けて光るようにし、閉鎖系回路内の1端末としてのアラート機能を持たせた。
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コンセントの2本の縦線こそが現状のコンセントのアイコン

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タコ足配線の危険性

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意味性の継承=アース
