Information
本プログラムにて、ムラタ・チアキがプレゼンテーションを行います。
<プログラム詳細>
今年は、21世紀の新たな産業として、創造産業が国の政策として、本格的に位置づけられるという大きな変化が生まれる年です。
コンテンツ産業など、今まで、中央一極集中の存在であったこの分野。
311東日本大震災以降、より一層、地域の活力向上が必要とされる中、ITからデザイン、観光、食まで、幅広い創造性を担う産業政策として再構成されることで、地域を活かす創造産業という役割を新たに担うことになるでしょう。
創造産業元年を迎えつつある中、長年にわたり文化と創造性に立脚して発展を遂げた関西は、地域を豊かにする創造産業の多彩で独創的な可能性を有しています。
私ども都市研究プラザは「創造都市」のリーダーとして、政策研究と先駆的実践によって「新しい公共時代」における積極的な取り組みを、大阪や関西において、コミュニティからグローバルまで、多様な分野で取り組んできました。
まさに今、関西発の創造産業の独創性を担うグッドプラクティスモデルが集結して、創造産業政策における関西の可能性を明らかにして行きます。
■主催 大阪市立大学都市研究プラザ クリエイティブセンター阿波座
■共催 株式会社アイ・プランニング
■後援 近畿経済産業局(予定)
■参加費 無料
■日時 6月18日(土)14時~
■会場:ACDCビル 地下1Fホール(大阪市西区阿波座1-9-21)
(大阪市営地下鉄 四つ橋線本町駅23番出口徒歩3分)
ACDCビル
プログラム
○ 基調講演:テーマ=クリエイティブ産業統合時代の産業政策(予定)14:00~
講師= 高木美香 経済産業省クール・ジャパン室 室長補佐
<プロフィール>
東京大学経済学部、スタンフォード大学MBA/MA in Education卒業。2002年経済産業省入省。日本においてクリエイティブ産業を進行し、また「クール・ジャパン(世界が共感する日本)」を海外に発信するために奮闘中
○ プレゼンテーション:関西新創造産業モデル14:50~
CCAが厳選した関西各府県より地域独自の創造産業においてインパクトを与える ケーススタディーを担い手自身が報告します
報告者= 近畿各府県からCCAキュレーティングによる「新創造産業グッドプラクティスモデル」の担い手たち
◆ 京都 = 鈴木智博(戦国魂プロジェクト・プロデューサー) 地場に存在する戦国の物語など、歴史資源をもとに、若いクリエーターが連携してコンテンツ化、地域が主役となって集客を実現できるコンテンツサービスを全国各地に提供している。 http://www.sengokudama.com/
◆ 大阪 = ムラタチアキ(デザイナー・京都造形芸術大学教授:プロダクトデザイン) 大阪を本拠に「行為のデザイン」をコンセプトに、Xbox360(マイクロソフト)など世界を変えるデザインを送り出し続けている。創造産業の時代において、BOP(Base of the Pyramid)デザインに着目、大阪・関西におけるものづくり産業の新たなグローバル化と社会包摂への取り組みを始めている。http://www.hers.co.jp/
◆ 滋賀(彦根)= 荒川深冊(一般社団法人ゆるキャラさみっと協会代表理事) ご当地キャラクターによって、新規かつリピーターのある集客を大量に集めるとともに、地域住民が主体的にコンテンツビジネスに参画出来る環境をつくりだした彦根。その地域資源による住民参画型のアツいコンテンツビジネスの取り組みから、全国地域のキグルミによる振興の連携ハブが生まれている。 http://kigurumisummit.org/
◆ 奈良(全県) = 米村博昭(特定非営利活動法人今井まちなみ再生ネットワーク副理事長) 大和国には、日本でも類のない戦国・江戸期から残る町並み集落が数多く存在している。世界的にも価値のある活きた地域資源を未来に活かすため、町家活用の全県連携「大和・町家バンクネットワーク」が各地域の担い手で誕生、地域の文化資源としての町並みを、クリエイティブかつ持続的に用いるためのアクションが生まれ始めている。 http://nara-machiya.com/
解説= 岡田智博(大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員 創造産業研究・プロデューサー)
○ ディスカッション 16:45~
「地域から世界に開く創造産業の可能性~関西のクリエイティブ資源より」
関西新創造産業モデル報告者
高木美香 経済産業省クール・ジャパン室 室長補佐
佐々木雅幸 大阪市立大学都市研究プラザ所長
○懇親会 18:00~ 会費=1000円
参加者のみなさまとの交流の場を終了後、御用意します
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